ドキドキぼーいず#07              「生きてるものはいないのか」出演者紹介!!!


浅野芙実(ドキドキぼーいず)/エナリ役

岡山県出身。2016年まで演劇集団Qに在団。当時、出演していた「唐版・風の又三郎」を本間広大(ドキドキぼーいず)が観劇したことをきっかけにドキドキぼーいず作品に数回出演後、2016年ドキドキぼーいず入団。今公演が劇団員として初出演となる。ドキドキぼーいずの参加作品は、ドキドキぼーいずの大進撃#04「ハムレットみたいなもの」(於:元・立誠小学校)、第6回せんがわ劇場演劇コンクール参加作品「闇」(グランプリ受賞)など。
今回の出演者と共に活動したものに、黒木正浩(ヨーロッパ企画)監督・映画「硬派探偵2〜恋愛を覚悟する〜」、「ヨーロッパ企画カウントダウン公演 愉快青春!さか落としキャンパスロード」がある。
ヰトウホノカ(ドキドキぼーいず)/ナナ役

愛知県出身。京都造形芸術大学卒業。入学と同時に上級生の企画や公演で、役者・ダンサーを務める。後にドキドキぼーいずに入団。ドキドキぼーいずでは役者・演出助手・制作として活動を行う。主な参加作品は、akakilike「シスターコンプレックスシンドローム」など。演技だけでなく、ダンスや舞踊などを取り入れた幅広い活動を行っている。
佐藤和駿(ドキドキぼーいず)/ヨネダカツフミ役

新潟県出身。2013年大学卒業と同時に京都に進出。ドキドキぼーいずの劇団員として入団。劇団内では数少ない男優であり、入団後の劇団の作品にはすべて出演している。
主な出演作品は、VOGA『Lobby』、ヨーロッパ企画Presentsハイタウン2016『サイボーグコメディ』
松岡咲子(ドキドキぼーいず)/マキ役

1991年三重県生まれ。ドキドキぼーいず副代表・俳優。京都造形芸術大学舞台芸術学科 第4期卒業。劇団外の出演作品に、演劇計画Ⅱ—戯曲創作—「新・内山」などがある。舞台俳優として創作活動をする傍ら、小学校、支援学校、大学、企業、医療・福祉施設など、様々なフィールドでの演劇ワークショップのコミュニケーションティーチャーとして従事。大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻助手。
FOペレイラ宏一朗(プロトテアトル)/ショージ役

京都生まれ。名前は本名。8分の1ポルトガルの血が混じっている。
近畿大学舞台芸術専攻卒業。同専攻内の同級生と劇団「プロトテアトル」を旗揚げ。全ての作品の演出を務める。団体としてウイングカップ5最優秀賞受賞。
劇団内では主に劇作・演出を担当。俳優としても活動している。
劇団外の活動として、庭劇団ペニノ「ダークマスター」大阪、東京、仙台公演に出演、壁ノ花団「ニューヘアスタイルイズグッド」「サイドカー」の演出助手、などがある。
大石達起(IN SITU)/アンドレ役

IN SITU代表。演出家。「中学校の文化祭が楽しかったから」というありがちな理由で高校進学後に演劇部に入部、京都大学の劇団ケッペキを経て、2013年にIN SITUを立ち上げる。演出以外にも、ニットキャップシアター『少年王マヨワ』、演じるシニア『レジェンド・オブ・LIVE』、悪い芝居『スーパーふぃクション』などで演出助手を務めた経験を持つ。主な演出作品は『ロング・クリスマス・ディナー』(作:ソーントン・ワイルダー)、『結婚しようよ』(原作:アントン・チェーホフ「結婚申込」)など。
ガトータケヒロ/カツオ役

 高校から演劇を始め、卒業してから京都を中心に、主に俳優として活動。
特定の劇団には所属せず、様々な劇団や演出家、共演者との環境から得た経験を活かす。
ドキドキぼーいずにも過去2度、2014年7月、利賀演劇コンクール『ハムレット』、同10月『ハムレットみたいなもの』に出演。 他の主な出演作に、ニットキャップシアター『サロメ ~フルーツ♡スキャンダル~』、Hauptbahnhof『和え物地獄変』、劇団N₂『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞)など。
川上唯/ミキ役

京都府出身。関西文化芸術学院中退後、2012年にビギナーズユニット19期生として参加をきっかけに京都で演劇活動を始める。
主な出演作品は劇団しようよ「いつまでもスーホの白い馬みたいに」虹色結社×勝手にユニットBOYCOTT「This is a penの絶望〜ミニミニ王国を封鎖せよ〜RE:2016」虹色結社×脇田友「トランス」など。(撮影:脇田友)
黒木正浩(ヨーロッパ企画)/ヤマさん役

京都出身。03年、ヨーロッパ企画に参加。以後、ヨーロッパ企画内に黒木組を設立。脚本・監督をつとめる映画で独自のワールドを展開。舞台の作演出も数本手がけてる。
映画「硬派探偵~いつも何かを覚悟する~」(2013年)「硬派探偵2~恋愛を覚悟する~」(2015年)「硬派探偵3~これが俺だと覚悟する~」(2016年)「智恵光員雀鬼」など。
舞台「舞台版 智恵光院雀鬼」作 演出 (2010)「硬派探偵〜今が最高だと覚悟する〜」(2016)「ヨーロッパ企画カウントダウン公演 愉快青春!さか落としキャンパスロード」(2016)など。
黒木陽子(劇団衛星/ユニット美人)/サチエ役

1977年宮崎生まれの神戸育ち。大学入学とともに劇団衛星に入団。以降同劇団にて俳優として参加。2005年より、同じく衛星の女優・紙本明子とともに「ユニット美人」結成、脚本・演出を担当する。その他、子ども向け・一般向けなど、演劇ワークショップも多く手がける。
2011年6月AAF リージョナル・シアター2011-京都と愛知-
京都舞台芸術協会プロデュース公演『異邦人』出演
2012年5〜11月ユニット美人の三国志シリーズvol.0~4 脚本・演出
2015年4月京都国際現代芸術祭2015PARASOPHIA やなぎみわ舞台車上キャバレーナイト 出演
勝ニ繁(日本海/およそ三十世帯)/コウイチ役

石川県出身。高校生の時になんとなく演劇部に入ってしまい卒業まで続ける。京都の大学進学後、ワークショップ公演などを経て2004年から京都で本格的に活動を始める。いくつかの劇団やユニットを経て今に至る。
主に役者。たまに台本書いたり、演出したり。
数多くの客演の他、自身でも日本海側出身の顔の濃い男三人の演劇ユニット『日本海』、珍名の男女二人ユニット『およそ三十世帯』のメンバーとして活動。
ドキドキぼーいずの本公演は4年連続4回目の出演。
菅一馬/マッチ役

京都府出身。これまでの出演作品は、デ「ルーペ/側面的思考法の発見」(2012年)、デ「野へ」(2013年)、デ「もう、これからは何も」(2014年) 、下鴨車窓「漂着(island)」(2015年) 、したため「文字移植」(2016年) など。
西川昴汰(にしかわ こうた)/ケイスケ役

大阪府出身。16歳のとき1年間、俳優の養成所に入ったことをきっかけに芝居に触れる。その後4年間のブランク、養成所を経て、本間広大のWSに参加。今年3月、本間演出のWS公演で舞台デビュー。今作が2本目の出演作となる。
西村貴治/ナイトウ役

京都府出身。97年演劇企画集団「THE ガジラ」鐘下辰男主宰塵の徒党に参加。以降舞台を中心に活動。30代を家業に費やし気づけば40代、厄年をきっかけに役を獲りにと2年程前より京都を中心に芝居をはじめる。主な出演作として、塵の徒党 「去る者は日々に遠し」 演劇企画集団 The ガジラ 「ベクター」演劇企画集団フラジャイル 「bridge」ニットキャップシアター 「カムサリ」「眠り姫」烏丸ストロークロック「新・内山」「凪の砦、vol,1〜6」伊丹アイホール主催公演 「イタミノート」ブルーエゴナク「ふくしゅうげき」など。ドキドキぼーいずでは「じゅんすいなカタチ(2016年3月於せんがわ劇場)」に参加。
葛井よう子/カオリ役

大阪市出身。2007年~劇団ZTONに所属。役者・衣装・メイクスタッフを務める。
主な客演先はナントカ世代、ベビー・ピー、中野劇団など。
その他、外山華子による日本舞踊を基とした創作舞踊公演に出演、玉子亭掛御飯(桐山泰典)主宰のたまごかけ寄席にて落語にも挑戦。現在フリー。
幼女からおっさんまで変幻自在のトリックスター。(て昔誰かに言われた)

藤原美保(ソノノチ)/エイコ役

京都府出身。高校の演劇部にて演劇を始める。大阪総合デザイン専門学校の声優専攻で2年間基礎を学び、卒業後に上京。松濤アクターズギムナジウムの声優部にて2年間、より実践的に演技を学ぶ。京都に戻り、劇団のソノノチに所属。
最近の主な活動は、舞台出演や演劇ワークショップ講師など。
歌を歌ったり身体を動かすことが好き。
基本的にポジティブで、たまにボケてるところがある。
ドキドキぼーいずの公演が終わったら温泉に行く予定。
望月モチ子(十中連合)/リョウコ役

愛知県出身。同志社大入学後、同志社小劇場に入団し演劇を始める。十中連合へは三度の客演を経て入団し、その後ほとんどの公演に役者として参加。
一時は地元で就職し、高校教諭として三年間勤務したが、京都へ出戻った。
近年は一人芝居にも挑戦している。
諸江翔大朗(ARCHIVES PAY)/サカナ博士役

石川県金沢市生まれ。京都造形芸術大学卒。在学中に現代芸術家である高嶺格に師事し、同氏の作品に多数出演。タイで現地のパフォーマー達と作品を創ったり、フィリピンのスラム街でタコを釣ろうとしたり、奈良の古民家に滞在しつつその古民家を舞台にした作品に出演したりと国内外で活動している。「記録」の収集・再構築を主軸とした集団「ARCHIVES PAY」所属。

アフタートークゲストプロフィール

作品上演後に、さまざまなゲストを招いてのアフタートークを予定しております!
以下、日別毎のアフタートークゲストのプロフィールです!

●8日(木)19:00

「演劇から見る社会学」

富永京子(立命館大学産業社会学部准教授)


1986年生まれ、立命館大学産業社会学部准教授、シノドス国際社会動向研究所理事。専攻は社会運動論・国際社会学。社会運動・政治参加とサブカルチャーの関係を通じて、現代社会における人々の意識や行動のあり方を考究する。主著に『社会運動のサブカルチャー化』(せりか書房)、『社会運動と若者』(ナカニシヤ出版)。Web連載に「マンガを社会学する」(書評サイト『ホンシェルジュ』)。

●9日(金)19:00

「緊急ミーティングをもう一度」

藤原ちから(批評家 BricolaQ主宰)


1977年生まれ。BricolaQ主宰。編集者を経て、批評家として活動。徳永京子との共著に『演劇最強論』、またウェブサイト「演劇最強論-ing」を共同運営。ラジオ「横浜サウンド☆クルーズ」で月1回、現代演劇について語る。また国内外で遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』を滞在制作。新シリーズ『港の女(Woman
In A Port)』も展開中。2017年度よりセゾン文化財団シニア・フェロー。

●10日(土)18:00

「演出家×演出家×演出家」

村上慎太郎

1984年京都市生まれ。2005年京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科在学中に「夕暮れ社
弱男ユニット」を結成。以降、劇団では脚本・演出を担当している。2008年、次代を担う新進舞台芸術アーティスト発掘事業「CONNECT
vol.2」(主催/大阪市)にて大賞を受賞。他にもテレビ・ラジオのドラマ脚本や新作狂言の台本なども手がけている。

中谷和代(ソノノチ代表、演出家・劇作家)

京都市生まれ。美術大学入学時より演劇を始める。
2008年より本格的に劇作、演出活動を開始。2013年に現在のソノノチを再旗揚げ。
これまでほぼ全ての作品で脚本、演出を担当する。劇作活動の他にも、イベントディレクターやコミュニケーションティーチャーとして活動。
NPO法人京都舞台芸術協会理事。2016年度よりKAIKAアソシエイトカンパニー。

演出/本間広大(ドキドキぼーいず)

 

1990年、新潟にて生まれる。高校生の頃より演劇をはじめ、自ら演出し、出演した「お葬式(作、亀井佳宏)」では第41回新潟県高校演劇大会 最優秀賞を受賞。卒業後は京都造形芸術大学 舞台芸術学科に進学し、演劇について学ぶ。入学からほどなくして自身の劇団『ドキドキぼーいず』を旗揚げ、精力的に活動を行う。劇団で脚本・演出を担う中、他団体の作品にも多く活躍する。主な作品は、クリエイションWS富士山アネット「悪夢」 柿食う客「ゴーゴリ病棟」 NPO法人トイボックスプロデュース公演「リチャード三世」 など。2014年末にドキドキぼーいずがアトリエ劇研創造サポートカンパニーに選出される。

2015年7月には、第6回せんがわ劇場演劇コンクールにて構成・演出を務めたドキドキぼーいず『闇』が演出賞・グランプリを受賞する。

 

近年はNPO法人フリンジシアタープロジェクトにてコミュニュケーションティーチャーとして、小中高生を相手にワークショップの講師を担当する。

また、株式会社児原主催演劇ワークショップ大阪校常勤講師。